今日は七夕ですね。
毎年何気なく迎えている行事ですが、今年はふと「七夕はどこから始まったのだろう」と気になりました。
調べてみると、その背景には織姫と彦星の伝説だけでなく、古代中国の天文学や陰陽思想という、とても興味深い考え方がありました。
陰陽思想では、男性を「陽」、女性を「陰」と考えますが、それは「どちらが優れている」という意味ではありません。
陰と陽は対立するものではなく、お互いに必要とし合い、調和することで自然の流れが生まれるという考え方です。
太陽があれば月があり、昼があれば夜があります。
頑張る日があれば、休む日もあります。
どちらか一方だけでは、心も身体もバランスを保つことはできません。
これは、西洋でよく見られる「正しいか、間違いか」「成功か、失敗か」といった二元論とは少し異なります。
陰陽思想では、どちらかを選ぶのではなく、異なるものが互いに支え合うことで調和が生まれると考えます。
私たちも毎日の生活の中で、「もっと頑張らなければ」と思うことがあります。
でも、少し立ち止まる日があるからこそ、また前へ進む力が湧いてくることもあります。
以前ブログでも書きましたが、「何もできなかった日」にも、きっと意味があります。
休むことは、前へ進むための大切な時間なのかもしれません。
占いもまた、「正解」を探すものではなく、ご自身の心のバランスを見つめ直すきっかけの一つだと私は思っています。
七夕は、願い事を叶えてもらう日というより、自分の本当の願いと静かに向き合う日。
そして、自分の中の「陰」と「陽」、頑張る気持ちと休みたい気持ち、そのどちらも大切にしながら歩んでいくことを思い出す日なのかもしれません。
皆さまが、ご自身らしい心の調和と、小さな願いを大切に育んでいけますように。
水煌

